印鑑をすぐにでも購入したい場合はどこへ行けばいい?

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すぐにでも印鑑を購入したいと思うことは珍しいことではありません。例えば、市役所でなんらかの書類を提出しようとしたら印鑑が押されていないという理由で受けつけてもらえなかったり、報酬などを受け取るため印鑑が必要といわれていたのに忘れてしまったりといったときは、早急に印鑑を入手できないかと思案するでしょう。

三文判なら文房具店か100円ショップですぐに買える

珍しい名字でなければ印鑑をすぐに購入するのは以前からそれほど難しいことではありません。というのは、文房具店で「三文判」と呼ばれるはんこが売られていたからです。現在は個人が経営している小さな文房具店はどんどん少なくなっています。

ですがその分、100円ショップが増えていて、そこで三文判を含む文房具を売っているので以前と比べて安く、しかも手軽に入手できるといえるでしょう。三文判というのは簡単にいうと、既に名字が彫られている大量生産された安いはんこです。

大抵、ぐるぐると開店する四面のケースにあいうえお順で置かれています。書類に押すための印鑑や受け取りのための印鑑は、すべてこの三文判で間に合うでしょう。したがって、はんこが急に必要になった場合は100円ショップに行けばまず大丈夫です。

銀行印として使うならゴム製のものは厳禁

三文判は銀行口座を開設する場合にも使えるので、口座を開きに行ったら印鑑を忘れてしまったという場合でも問題ありませんが、いくつか注意しなければなりません。まず、三文判といってもゴム製のものは銀行で拒否されてしまいます。

例えば、ボールペンなどの後ろについている印鑑はゴムでできているものが多く、朱肉を使わなくても押せて便利ですが口座開設の書類に押すことはできません。なぜ、銀行はゴム製の印鑑を拒否するのかというと時間が経過するにつれて縮んでしまったり、形が変わってしまったりすることがあるからです。

そのため、口座開設のときにゴム製の印鑑を持っていって、それから10年後、同じ印鑑を持って預金を引き出そうとしたら大きさが変わっていて印影が一致しなかったので引き出せなかったということがあり得るのです。したがって、銀行口座の開設のために印鑑が至急必要な場合は、ゴム製以外の印鑑を購入するようにしましょう。

三文判の安全性はあまり高くない

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ただ、安全性を考えると100円ショップで購入できる三文判を銀行印に使うことはおすすめできません。というのは、同じ印影のはんこが山ほどあるからです。キャッシュカードを持っていなくても、通帳と印鑑で銀行から預金を下ろすことができますので、なんらかの手段で第三者が銀行の通帳を入手した場合、通帳の名義人の名前を見て三文判を購入してそれで預金を引き出せてしまう可能性はゼロではありません。

今の預金通帳はそうした被害を防ぐために印影を添付していませんので、印影からどの三文判なのかを特定されるということはありませんが、それでも万が一の被害を防ぐためには三文判は避けた方がいいでしょう。


町中のはんこ屋でも即日で印鑑を入手できる

では、すぐに購入できて、世界で唯一の印影を持つ印鑑を購入できる場所はあるのかというと、ちゃんとあります。町中にあるはんこ屋に行けばオリジナルの印鑑を即日作ってくれるでしょう。つまり、特別な店に行く必要はなく、ほとんどのはんこ屋で三文判ではない印鑑をすぐに入手することができるのです。

オリジナリティが求められる印鑑の代表格というと実印ですが、町中のはんこ屋は実印も含めて印鑑を一から手で彫って作ってくれることは多くありません。機械を導入しているのでそれで彫るのが普通です。機械で彫ったら同じ名字のはんこはすべて同じ印影になってしまうのではと思うかもしれませんが、実はそれを回避する方法があります。

どんな方法かというと、機械で彫ったあとにはんこ屋の人が一部だけを手で掘って修正するのです。機械彫りと手彫りを組み合わせることでオリジナルの印鑑を作ることができます。

印鑑を購入するなら値段だけではなく材質や印影にもこだわろう!

珍しい名字であっても問題なし

完全な手彫りだと完成まで相当な時間がかかってしまいますが、大部分は機械で彫り、一部分だけ手彫りで修正するという方法で作るのであれば、一本の印鑑を作るのに一時間もかかりません。そのため、安全性の高い印鑑をすぐに購入することができます。

また、はんこ屋で印鑑を作ってもらうことにはもう一つメリットがあります。それは変わった名字の人でも大丈夫というものです。三文判の彫られている名字はすべて平凡なものです。特定の地域に数世帯しかないなどの変わった名字の印鑑は三文判で入手することはできません。

そのような三文判を作っても買う人がほとんどいないため生産されないからです。しかし、はんこ屋で作る場合、文字をワープロのようにソフトウェア上で打ち込んでから機械で彫っていくため、珍しい漢字を使った名字であっても問題ありません。

外国人旅行者が帰国直前におみやげとして自分のはんこが欲しいといいだしたら?

印鑑をすぐに欲しいという人は日本人に限りません。たまたま、日本人が印鑑を使っているところを見かけた外国人旅行者が、自分の印鑑をおみやげとして作ってもらうというケースが増えています。では、外国から遊びにきた友人が帰国日に自分の名前が入った印鑑を欲しいといいだした場合、その希望を叶えることはできるのでしょうか。

これも、町中のはんこ屋に行けば問題ありません。外国人の名前をカタカナにしたはんこや、アルファベットが彫られているはんこも即日に作ることができるからです。単なるおみやげなら印影のオリジナリティは必要ないので、すべて機械彫りで作ることで数十分程度で入手することも可能でしょう。

深夜にはんこが必要になった場合

はんこ屋や100円ショップが営業していない時間帯に急遽印鑑が必要になった場合はどうすればいいのでしょうか。コンビニにあるかもと考える人が多いかもしれませんが、まず置いてありません。したがって、24時間営業していて大きな文房具売り場があるスーパーなどに心当たりがあれば、そこへ行った方がいいでしょう。

どうしても手に入らない場合は捺印を求めている相手に対して、拇印やサインでなんとかならないか聞いてみましょう。例えば、夜中に交通違反で捕まった場合、反則切符にはんこを押すようにいわれますが、持っていない場合は拇印でも問題ありません。

ただ、警察に指紋を提出するのは抵抗があるのでどうしてもはんこを押したいと思う場合、家にはんこがあると申し出ればパトカーで送ってもらえる可能性があります。