法人印鑑の購入への関心が高まる理由とは

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会社設立の要件が緩和されたことや、独立開業や起業への機運が高まっていることなどを背景に、新たに会社をスタートさせるという経営者やマネージャーが増えています。それに伴い、ニーズが急拡大しているのが法人印鑑です。

以前のイメージからすれば、象牙や水牛などの高級なものを持つことが好ましいとされますが、時代の変化とともに、その流れにも変化が生じています。その詳細を見てみましょう。

会社設立の際には必要になる法人印鑑

法人印鑑というとなんとなく馴染みがないと感じる人も多いのではないでしょうか。むろん、自らが経営者やマネージャーとして、法人運営をしている人は除きますが、それ以外の人にとっては、あまりピンと来ないという人が大多数を占めるかもしれません。

私自身、小さいながらも会社を経営しているため、法人印鑑と個人用の印鑑の二つの印鑑を常に使い分けているというのが実態です。ついつい、個人用と法人印鑑を間違えて押印してしまうといこともあるため、取り扱いについては、細心の注意を払っているつもりですが、完璧に出来ているとはいえません。

実は、私も経験があるのですが、会社を開業する際には、色々と忙しくなるため、法人印鑑の作成自体を忘れてしまうというケースも往々にしてあるものです。確かに、会社設立の際には事務所の確保や商材の購入はもとより、官公庁への書類提出などと何かと対応しなければならないことが多いため、印鑑購入などは後回しになってしまうことにもなりやすいものです。

しかしながら、法人印鑑は必ず用意しなければいけないものの一つですので、忘れないように注意しましょう。

イメージが先行してしまうことも

法人印鑑を購入するにあたって気になるのは、やはり費用面といえるでしょう。「印鑑はとにかく高い」というイメージを持つ人も多いかもしれません。私も印鑑といえば、高いという固定概念を持っていたことは事実です。

そんなこともあり、なんとなく購入自体に消極的になってしまっていたということも否めません。実印として思い浮かべるものには、象牙や水牛などが挙げられます。これらの素材については、端から高いという印象を持っていました。

現に、時折目にする通販サイトやテレビショッピングでも、驚くほどの高値で販売されているケースが多く、到底手が届かない代物だというイメージが先行していたのです。象牙や水牛などの実印は富裕層や資産家などが使うものという勝手な解釈をしていましたが、よくよく印鑑について調べてみると、必ずしもそうではないということがわかりました。

いわゆる高級素材と呼ばれるようなものを使っていても、リーズナブルな価格帯で購入できる印鑑も続々と登場しているのです。最近では、チタン製の印鑑が使いやすくて耐久性にも優れているとして、大量に出回るなどと法人印鑑を取り巻く環境にも徐々に変化の波が押し寄せています。

多様化する法人印鑑への考え方

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「具体的な法人印鑑の値段はどのくらいなの?」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。一概にいうことはできませんが、概ね1万円弱ぐらいから2万円前後というのが一般的な価格です。もちろん、印鑑に対する考え方や思い入れにも個人差はありますので、かなり高額の印鑑を使っている経営者やマネージャーがいることも事実です。

大企業はもとより、ある程度の規模を誇る中小企業では法人印鑑を用意するのは、実務をこなしている経営者やマネージャーではなく、既に作成されているものを使うというケースがほとんどです。一方、従業員数がかなり少ない零細企業やスタートアップ企業、ベンチャー企業などの多くは、新しく法人印鑑を作らなければいけないというのが現実といえるでしょう。

また、個人用の印鑑は見るからに立派なものを持っているにもかかわらず、法人印鑑にはあまりこだわらないという人もいます。確かに、個人用でも法人印鑑にしても、グレードや等級などの明確な規定があるわけではなく、あくまでも使う人の自由裁量で選択することが可能です。

大事な商談や契約が成立した時には、ビジネスパートナーや顧客などの目の前で法人印鑑を押印するということになりますが、その際でも、あまりにも粗悪な法人印鑑でない限り、特別な印象が残ることはありません。法人印鑑自体を決して軽視することはできませんが、高級な印鑑の使用にこだわる必要はないといえます。

印鑑を購入するなら値段だけではなく材質や印影にもこだわろう!

ネット上での購入も盛んに

会社設立の要件が緩和されたことや、独立開業や起業への機運が高まっていることもあり、新たな法人印鑑のニーズが拡大しています。それに伴う動きとして挙げられるのが、法人印鑑の製造販売を手がけるサービスの盛り上がりといえるでしょう。

とりわけ、ネット時代の到来を受ける形で、ネット上での販売をメインにするサービスが続々と登場しています。以前の法人印鑑の購入という場面を想像すれば、ネット上で購入するなどという行為は到底有り得ないといえるかもしれません。

しかしながら、現代社会においては、ネット上での販売についても、確固たる信用が構築されているため、法人印鑑の入手についても、ネット上で済ますということも何らの不思議や違和感はありません。法人印鑑の購入に向けて、色々なサービスの情報を参考にするのは良いことですが、予めサービス自体の口コミや評判などをチェックすることは重要といえるのではないでしょうか。

ネット上では、派手な謳い文句や大袈裟とも思われるような極端な内容の宣伝広告も多く見られます。「安いから」や「期間限定だから」などという理由だけで商品購入に踏み切るのは避けた方が無難です。特に、法人印鑑の購入ともなれば、より慎重さを持って臨むべきです。

印鑑をすぐにでも購入したい場合はどこへ行けばいい?

オリジナリティの追求も

法人印鑑を新たに作りたいという需要も旺盛さを増しています。先述した通り、法人印鑑をめぐっては、特別な決まり事や規制があるわけではなく、ユーザーにある程度の自由度があるといえるのではないでしょうか。とは言え、法人印鑑については、官公庁への提出書類や契約書などの重要な書面などに押印するケースも多く、極めてオフィシャルなものであることに違いありません。

そのため、印鑑自体にオリジナリティや個性を表現することは難しいといえるでしょう。その分、印鑑ケースなどに創意工夫を凝らすという取り組みやサービスが見られるようになってきました。オンリーワンの法人印鑑を持ちたいという人の希望に叶う製品の登場に期待が寄せられています。